結果の確認
容量が偽装されている場合は次のような赤い画面になります。
ただ、この画面にもならずに、PCがハングする可能性が無いわけではありません。というのは、Windowsにとって、今までファイル名を書いていたところが、ファイルの本体の内容に勝手に変わっている場合、思っても見ないことが発生することになります。その場合は、ブルー画面になったり、ハングしたりします。このような状態になった場合も容量偽装の可能性があると思ってください。また、上記のような色が赤くならない場合は問題は見つからなかったことを意味します。
いかがでしょうか?あなたも容量偽装SDカードを見抜けるようになったでしょうか?こんな程度でわかるのですから、オークションで CHKDSK コマンドや、 ファイルエクスプローラなどでの表示でごまかして(偽装を知らないふりして)販売している人がいなくなることを望みます。
考察
この h2testw はどのような手法を用いているかと言うと、1GBのファイルを作りますが、そのファイルの中身はそれぞれ別な数値が書かれています。1GBのファイルで指定した容量(この場合は容量いっぱいまで)まで書きます。その後、1GB のファイルを読み、書いたときの数値と一致しているかどうかを調べます。つまり、すべての値を保持していればエラーはでませんが、すべての値を保持できてない場合はエラーとなります。これによって、最近の流行のメモリをラウンドする容量偽装は見抜けることになります。