もう一つ調べてみます。
Flashメモリのストレージで有名なKingstonのUSBメモリです。
これを確認してみます。
パッケージから問題がないかどうか調べます。パッケージでは胡散臭いところはパッケージの裏の保証書の部分です。ここに書かれたURLを見てもここの書かれたID,SNは関係がありませんでした。しかしこのURLで墓穴を掘ってしまっています(後述)。また、スペルミスの多いこと。。
USBメモリ本体に問題がないかどうか調べます。
まずはUSBメモリ本体裏側にKingstonとロゴがケースの形成で書かれています。写真ではわかりにくいのですが(Kingstonと凸版で入っています)、これが斜めにずれています。Kingstonのホームページで製品写真を見ても斜めになっていません。通常まともなメーカはロゴが斜めになっていると出しません。
次に、USBメモリ本体の表側を調べます。先ほどのURLを見ると、製品チェックの方法がビデオで説明されています。これをみると、中央のロゴの色が見る角度で変わるということでした。しかし全く変わりません。
また、シールで張られたところをみると、Flashメモリを製造している会社の広告シールです。Kingstonなのに、別な会社の広告が張られている? って普通ないでしょう。
という商品ですのでもう少しで騙されそうです。
外側はこのくらいにして、中が本当にメモリが容量分だけ埋まっているのかどうか確認します。これを行うには、Check Flashを使います。やってみると、エラーだらけ。まともに書けないようです。
結論としては、印刷に嘘、またはspellミス、印刷が斜め、などがないかどうかを判断するとこの程度の偽物は見抜けると思います。
このメモリの購入価格は日本相場の1/4程度ですが、日本人販売価格となっていると思いますので、nativeへの販売は本当はもっと安いのだと思います。