昨今、「A1」と書かれたSDカードが発売されています。
アプリケーションパフォーマンスクラスといいます。
今までの「スピードクラス」「UHSスピードクラス」「ビデオスピードクラス」は、動画など大きなファイルを連続的に読み書きしたときに、どれだけ速く読み書きできるかの指標です。
しかし、スマートフォンなどのメモリ拡張に使うには、連続ではない、ランダムな場所の小さなデータのやりとりをたくさんしなければなりません。コマンドのやりとりもたくさんしなければなりません。
そんな時、どれくらいのパフォーマンスがでるかの指標がアプリケーションパフォーマンスクラスなのです。
アプリケーション パフォーマンス クラス |
クラス1(A1) | クラス2(A2) |
ランダムリード 最低処理速度 |
1500 IOPS | 4000 IOPS |
ランダムライト 最低処理速度 |
500 IOPS | 2000 IOPS |
シーケンシャル 最低処理速度 |
10 MBytes/sec | 10 MBytes/sec |
SD物理仕様 | 5.1 | 6.0 |
スマートフォンのメモリ拡張など、細かい読み書きがあり、パフォーマンスが出ないという場合は、このアプリケーションパフォーマンスクラスがついているか確認してみてはいかがでしょうか。