ロゴだけを信じてはいけない:UHS-I カードと書かれていても高速ではない(1/2)

秋葉原の店でSanDisk(サンディスク)のmicroSDHCカードを購入してみました。
ちゃんとしたmicroSDHCではなく、俗にいうバルク品です。あるのはラベルしか標品説明がないタイプです。怪しさマックスの商品です。付属のSDアダプタは、バルク品によくみられるラベルシールが貼られています。昔、PCのSDスロット内でラベルシールが剥がれかけSDスロットから抜けなくなってしまったラベルシールと同じタイプの曲者です。SDアダプタは Made In Chinaとなっています。microSDHCカードは Made In Taiwan でした。 (このようなSDアダプタも後日調査します。)

弊社ツールで測定したところ、書き込みの最低転送レートがラベルシールに書かれているClass4だと本来4MB/sとなるところが2MB/s程度という状況でした。
データの断片化が進んだ場合はそれほど転送レートが落ちないので、ひょっとすると別な用途に使われているSDカードかもしれません。弊社の計測だとClass2程度と判断します。UHS-I というラベルがついているからと言って高速ではない実例の一つです。 また、読み込みに関しては問題ない性能で10MB/s ほど出ています。

つづく