SDアソシエーションとは、またの加入メリットは、加入の方法について

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SDアソシエーションとは何か? 細かいことは置いておいて、SDカードを使う機器やSDカードを開発などを行うにはこの団体に登録する必要があります。加入すると、SD規格について規格書などを手にいれることができます。また、SDAの開催する、互換性テスト会が年間2度ほどあり、それに参加する(参加費は無料です)ことができます。

加入メリット

SD規格の入手

規格書にはどのような種類があるかというと、SDカードの大きさや、物理的な内部構成、SD機器側の設計などの資料があります。勘違いされている方が多いのは、公開されているものと公開されていないものがあることです。全て公開しているからSDアソシエーションに加入しなくてもいいと思っている人がいます。しかし、公開されているのはずいぶん昔の資料であって(MMCカードが一般市場にあった時代)、最近のハードウェア規格までにはなっていません。また、この内容を一部公開してありこれがすべてと思っている人もいます。細かいところで仕様が違ったりして特殊な状況や、特定の機器では合わないってことが発生します。また、規格書にはテスト仕様も含まれていて、SDのロゴがついている機器やカードはこのテストをすべて通らないと市場には出せないことになっています。もしもそのようなテストをしないで市場に広まり、それが他の機器などに影響した場合、SDアソシエーションから訴えられる場合があります。必ずSDアソシエーションに加入して、規格書を理解してから規格に合った製品を市場に出す必要があります。 OEMや、ODMからの製品をそのまま販売する場合は、OEM、ODMの会社は(お国柄か)、規格知らず、テストもしてない場合も多く、売り逃げってこともあります。その場合、訴えられるのはその販売会社になりますので注意が必要です。

規格で、他の規格の名前がそのまま使っている場合がありますが、似ているけど同じではないことがあります。たとえば、SDカードはFATファイルシステムを使っていると書かれているのですが、実は通常のFATファイルシステムと全く同じ、ではなくそのサブセットです。

また、年に2度以上、これらの規格に関して会議に参加することができます。規格公表前にどのようなことをやっているのかもわかりますし、これからの製品の方針に役立つかもしれません。

SDA主催の互換性テストの参加

参加費無料です。最近はほぼ日本で行われていますが、世界中からいろいろなメーカの人たちが参加します。特に新しい規格で、まだ販売前のものも多くありますので、動作の確認などができ、その結果も守秘義務が守られます。

SDホスト(SD機器)や、SDカード(microSDカード)の製造ライセンス

製造会社にとっては、機器の製造や、カードの製造に特許があるのは知っていると思います。SDに関する特許を包括した契約が製造者には必要となります。それを行うことができるのがSDAへの加入となり、さらに、SD 3C. LLC との契約が必要です。これで契約して初めて製品を出すことができます。逆に加入しないとすると、特許をもっている会社と個別契約するか、特許を持っている会社から訴えられることになります。

上記ページを見てもらうと、ライセンスを保持している会社一覧がありますが、ホストの会社は多いですが、カードの会社はかなり少ないことがわかります。カードの会社は世界でたったこれだけです(実はこれよりももっと少ない)。この世の中に販売されているSDカード(microSD)が製造者ブランドでなくて、別なメーカ名になっていることがよくわかると思います。

また、自社の製品の取引先がライセンシーになっているのか等見てみるとわかると思います。

加入の方法について

加入については、SDAのホームページが新しくなって、日本語での説明も多くなりました。くわしくは、https://www.sdcard.org/jp/join/index.html を見てもらうとわかります。これ以外に質問したいことがある場合は、登録の手助けをしてもらえる人をご紹介しますのでご連絡をお願いいたします。

SDAは世界4000社の会社が加入している団体です。新たしい規格を提案することもできますし、SDAの今後の動向も聞くこともできます。他に、SDAについて不明な点、加入のメリットなどご質問がある場合は、こちらまでご連絡をお願いいたします。